第21話 聖都混迷
《吸血姬做着薔薇色的夢》 · 佐崎一路 · 6210 字
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在約翰尼的引導下我前往了聖都的正中心,塔周圍怪異的氛圍不禁讓人直冒冷汗。
一眼看去,約翰尼也一臉驚愕的看向了「蒼神之塔」──視野內除了塔基以外什麼也看不到了。
「爲什麼……?感覺氣氛很奇怪。」
一瞬間,從塔的方向那傳來了類似於爆破的爆鳴聲,整條人行道以駭人的氣勢搖晃著。
「──什,地震嗎!? 」
「好像不是。事故導致的爆炸嗎……感覺好像有什麼麻煩事要發生呢。」
2柱黑煙從塔的兩側升起,輕聲悲鳴著的同時,我從腰間的小挎包中取出了愛劍「薔薇的罪人」以及背部裝備「薔薇的幸運」
「我稍稍去看一下,因爲可能會有危險,所以就留在這裏等我吧。」
「──誒?不,等一下,如果有危險的話,那我更要和你一起去了!」
「隨意吧,總之先去看一下,如果無事發生的話就再好不過了。」
沒等約翰尼回答,我已奔向了騷動的現場。一瞬間,人羣就將約翰尼淹沒了。
在這條修正過的大道上,雖然我想要以最高速度狂奔,但大騷動並不允許,悲鳴四起,人潮湧動,四周已是一片混亂。
「沒辦法了。」
我放棄了走大道的想法,這裏還是選擇一些非同尋常的路吧。在這裏,發揮三角跳的要領,在高層建築的牆壁和路旁的樹上,此外還有高層的走廊扶手之間來回跳躍,實現了三次元的移動。
可以說是幸運嗎?因爲街道上的人們都在向四處逃竄,所以沒有引起在這之上的騷動,就那樣到達了目的地。
在騷動的中心──幾乎就在「蒼神之塔」的正下方。面向聖職者,教徒們,以及巡禮者的商店鱗次櫛比,在那之中,一個明顯不是人形的身影蠢動著。
「怪物啊!!!」
「大丈夫、體力的には問題ないから、さっさと行こう。──上がればいいわけ?」
「緋雪!……はあ、はあ、やっと追いついた。はあ、足はやいな……」
しつこく向かってくる魔物を叩きのめしながら、
距離がありすぎて流石に個別に確認はできないけれど、かなり大型の魔物も出現したみたいで、聖都のそこかしこを右往左往しているみたいだ。
それでも小一時間かけて、どうにか無事に到着した場所は、塔の最上階から20~30階下の場所だった。
「動作快,快逃啊。」
難しい顏で考え込む約翰尼。
みかん箱みたいな粗雑な作りの屋根付きゴンドラが、ゆっくりと『蒼神の塔』目掛けて進んでいた。
「嗯?啊,作爲防身用就帶來了,怎麼了嗎?」
約翰尼が頷くのを確認して、ボクは螺旋階段に足を掛けた。なにか言いたげな顏で約翰尼が付いてきた。
「──なんだそりゃ? つーか、この化物ってなんなんだ?」
「話說回來,你的劍是鋼鐵製的嗎?」
灑落に真顏で聞き返されて、ボクはとりあえずため息をついた。
「どうって言われてもねえ」
バッ!とスカートを押さえるのと同時に振り返ると、もの悽い勢いで約翰尼が明後日の方を向いた。
「転移門……それに虛霧? ひょっとしてあの魔物って、虛霧から発生して、地上に送られているの?」
ボクはガランと人気のない祭壇を一瞥してから、約翰尼を振り返った。
どう考えてもこの魔物の流れに逆らって、塔の中に入るのは自殺行爲だろう。
「在祈禱之前先動起來!!」
「救命啊,蒼神大人!!」
「……見た?」
やむなくボクもこの慘劇の現場を後にすることにした。
祭壇から際限なく湧き出す虛霧を見て、不安げな様子で周圍を見回す約翰尼。いつの間に準備したのか、小劍と鉈の中間くらいの長さの劍を握っていた。
「アホらしい、バカらしい、やってらんねー、コンチクショー」
返答によっては、この場で目玉くり抜こうと思って、『薔薇的罪人』の劍先を頬の辺りに當てる。
「だったらいいんだけどね」
そして、魔物の湧く速度は、見た感じ確實にボクの殲滅速度を上回っている。
「欲求不満か?」
「……單なるお約束なので気にしないで」
ため息をついて、ボクは塔の中心にあるもの──螺旋階段を見上げた。
「……これってもう少し早く移動できないの?」
「無茶言うな。この専用リフトは、とっくに使わなくなって廢棄されたものだ。前に何でも屋の仕事で、偶然動かす機會があったから使えるのは知ってたけど、實際に動かしたのは俺だって初めてだし」
「哈──什麼……嘎!? 」
「見てない!俺はなんにも見てない!ずっと前を見ていただけだ──未來永劫!」
この螺旋階段を中心にして、放射狀に小部屋が區切られているみたいだけど、まったくと言っていいほど人気はなかった。
「……蒼神様の塔に入れればいいんだな?」
「いや、入ってもどーなるものでもない可能性が高いけど」
天涯とか他の魔將がいれば一気に殲滅することもできただろうけど、ボクの場合は火力がないし、そもそも従魔合身してない素の狀態では、いくら相手が雑魚で、こちらがほぼ永久機関のHP・MP自動回覆スキルを使っても、基本紙裝甲なボクでは圍まれてダメージを受けては、確實にアウトになる。
周圍の慘狀──雲霞のように続々と塔から溢れ出てくるモンスターと、粛々とその場に留まって餌食にされている信者たち──を見渡し、目を白黑させる約翰尼。
なかなか賢明な態度に、こちらとしても矛を収めざるを得なかった。
この距離から落ちたら流石に死ぬよ!
大方、蒼神の奴はワイングラス片手に毎夜、地上を見下ろして「くくく、愚民どもが」とかやって悅に耽っているんだろう。
「魔物って──蒼神様が、煉獄に封じたって聖典にある化物のことか?! 」
「そうか? 我慢できないようなら、いつでも協力するから言ってくれ」
用恐懼驅使著,不斷地戲弄這驚慌失措的人羣,臉上浮現出令人噁心的愉悅笑容的半獸人們──豬鬼和犬精鬼,大鬼和單眼巨人──我的眼前是一片狼藉。
自信有りげに頷いて、踵を返す約翰尼。
◆◇◆◇
「請救救我,請救救我!」
「ほほう。そういう扱いなんだ。──うん。多分それで間違いないと思うよ」
這羣傢伙究竟把自己的性命當作是什麼了?!
「どーしようもないねぇ。せめて塔の中に入って、魔物の出てくる原因を摑めれば、對抗策も出てくるかも知れないけど」
思わずツッコミを入れるけど、老人は傲岸な態度で堂々と言い放った。
「あ、阿呆ですか?! 死にたいの!? 」
「気楽に言うなよ!なんとかならないのか?! 」
我從五層樓高的地方縱身落下,以一記袈裟斬砍向了看起來最有威脅的單眼巨人,然後再以幾乎零距離的「神聖・詠誦」簡單的問候了一下。
「それでも可能性があるなら、俺に心當たりがある。付いて來い!」
「不,也沒怎麼樣,只不過我現在該怎麼做──呢?! 」
「……落ちないことを祈るしかないな」
「ど、どうすればいいんだ……?」
當然、格好のエサを前にしたモンスターたちは、なんら躊躇なくそうした「敬虔な信徒」たちをその手に掛ける。
そんなこんなで、もの悽く心臓に惡いゴンドラでの空中散歩もどうにか終了。
「蒼神大人,請救救我們。」
「ここからは階段しかないけど大丈夫か?」
ボクにとっては、どちらも見覚えのあるシロモノだ。
不斷地適應著環境,即便在生存的資源上有所差異,在明確了生與死的境界之前,無論怎樣跌爬滾打,也不爲過,所以我認爲他們都瘋了。
如果說逃跑的話那倒也情有可原,就算是嚇軟了腰一路匍匐也沒關係,這樣算是在逃避現實嗎?大多數的人都喃喃的蹲在地上,而且,從服飾上來看,多半都是些聖職者。
『なにを』『どう』協力してくれるのか、ツッコミは入れないことにして、ボクは遙か下、地上の様子を申し訳程度に付いているガラスの入った丸穴から見下ろした。
即便我這樣吶喊著,也沒有任何一個人打算行動,即便眼看著要被喫掉,要被斬殺,要被戲弄也無動於衷。
「なんとかと言われてもねえ……肝心の蒼神がねぇ」
主に精神的な疲れから、げんなりしているボクの様子を見て、約翰尼が心配そうに聞いてくる。
「──ちょっと待った!まさか途中でワイヤーが切れたりしないだろうね?! 」
関系ないけど、あの空飛ぶ翅の付いた機械での移動はできなかったのか聞いたところ、「免許持ってない」「そもそも塔の周辺は飛行禁止」と制約があるので無理とのこと。
「這……!」
距離被一擊打碎了上半身的單眼巨人的不遠處,爲了防止受害擴大,我想慌亂的人羣高喊道。
荒い呼吸を繰り返しながら、そこへ約翰尼が人の羣れを縫うようにしてやって來た。
「…………──ま、しゃあないか」
「こんなクリティカルな狀況で、そんな危ない橋渡るわけないでしょう!」
◆◇◆◇
「あら、逃げればよかったのに。それとも他の信者同様に、ここで自殺するつもりできたの?」
さて、視線を転じて見れば、一段高くなったところに祭壇らしきものがあった。そこからうっすらと白い霧のようなモノが流れ、牀の上を這い円形の神殿に點々と配置されている、丸いマンホールの蓋のようなものの中へと吸い込まれていっていた。
「──ふん。なんとかと煙は高いところを好むって言うからねぇ」
と言うことで、こっちの移動手段を採ったんだけど、こっちはこっちで文字通りの『危ない橋』だったりする。
螺旋階段を上りきると、そこは広い空間になっていた。
ダラダラと脂汗を流しながら言い切る彼の目は、きっちり牀と平行になっていた。
ボクの問い掛けに、困った顏で肩をすくめる約翰尼。
「いや、無免許でも見よう見まねで動かすくらいはできるけど……オーニソプターを探してくるから、やってみるか?」
正直な感想を口に出した。
眼前正是遇到了生命的威脅,結果我既沒能看到有人奮起反抗,也沒有人逃跑,僅僅只是喊著「請救救我」,只會依賴於蒼神……怎麼說呢,相當的沒出息,我的心中甚至產生了一股無法抑制的殺意。
その叫びを耳にした逃げ遅れの人々はもとより、どうやら話が伝播したか、他でも同じような世迷言を主張している馬鹿がいるのかは知らないけれど、一度逃げた人々が続々とこちらへと戻ってきて、その場に蹲り祈りの姿勢になった。
「蒼神大人,請救救我們啊。」
そう想像を逞しくする私──『天嬢典雅』こと、空中庭園の主がここにいた。
「それが蒼神様のご意思であれば、従うのみである!蒼神様を信じる全ての者達よ、さすれば天上楽土は約束されたも同じであるぞ!」
「さて、ね。單純に祭壇をぶっ壊せばいいのかなぁ。それやって、逆に一気に虛霧が噴出したら、ここの世界も終わりそうだけど……まあ、現狀でもほとんど全滅っぽいので、一か八かやってみようか?」
「お、おい。どうなんだ、これ止められるのか?! 」
思いっきりテンションを駄々下げにしながら、発情して向かってくる豚鬼や小鬼を斬りまくる。
天井が高く、飾り付けられた石の柱が等間隔に並び、磨き抜かれた石畳の青い牀は鏡のようで、見下ろせば髪の毛の先まで映って──って!?
無論是在一個多麼和平的國家誕生的,每一個人的未來都是不確定的,所以總有一天會死亡的生命都是等價的,無論是年幼年邁還是富有貧困。
「こちらスネーク、性慾をもてあます」
「なにって魔物だよ。一部、亜人もいるみたいだけど……ひょっとして、知らないの?」
「ああ。蒼神様にお會いするには、最上階の神殿にある祭壇に向かえばいいって聞いている」
剎那間,我以一記出乎意料的橫斬砍了過去,然後,被約翰尼用短劍擋住了,僅僅只是止步於擊飛而已。
「──什?! 你在做什麼啊!緋雪!!!」
約翰尼勉強的受身,避免了跌倒,然後一臉驚愕的看著我。
「什麼……吶,夠了嗎,還想繼續演下去嗎?」
「你在說什麼……聽起來好奇怪啊!」
「我覺得奇怪的人是你,約翰──啊,不,是蒼神桑纔對!」
「哈!? 到底鬧哪樣?! 我怎麼就是蒼神大人了?! 」
「演技還真是有夠逼真的,如果不把我的攻擊擋下來的話──嘛,不過受到了攻擊的話大概『破壊不能』的狀態就被曝光了吧,所以才立刻防禦住了……但是,普通的鐵劍是絕對不可能擋下我的『薔薇的罪人』的攻擊的!」
約翰尼一臉困惑,一言不發地低著頭。
還打算繼續戲弄我嗎──當我這麼想時,約翰尼的表情從原本的那個好相處的少年,變成了一個老奸巨猾的傢伙。
「還是暴露了啊。你從什麼時候發現的?」
雖然是相同的聲音,但那口中發出的卻是更加讓人感到冷入骨髓的震動。
「從一開始喲,被你傳到這個世界上,一下子就感受到違和感喲。」
「吼,哪裏呢?」
相當有餘裕的表情,蒼神只是將握有短劍的手自然地垂下,但仍要保持最大限度地警戒。
「實在是華麗過頭了,剛來到這裏的時候的那片草原,普通來說,各種各樣的蟲子跑來敲竹槓可一點也不誇張啊。然後呢包括你在內,這個街道上的人們啊,沒有任何氣味或者體臭。──怎麼可能有呢,大概每天都是毫不吝嗇的用化學洗劑來洗澡的吧。」
實際上這邊的這個世界啊,最讓人受不了的就是臭味啊。如果殺菌的話,依靠魔法「清洗」就可以了,所以根本不要緊,但是不洗澡的話,想處理掉這股臭味基本是沒可能的。另外香辛料是十分昂貴的,所以普通家庭一般都是使用大蒜進行烹飪的,所以多少也都有點口氣。另外最致命的就是洗衣服的時候,因爲漂白劑是用人類和動物的◯◯製成的,所以味道就更加可怕了。
「總之呢,你因爲總是僅僅看著,所以纔會有這樣的錯誤,而且你自己混在人羣之中的話,也多少會有些違和感,不是嗎──啊啊,讓我確信的是你叫我『緋雪』的時候,那個時候我好像沒有和你做過自我介紹來著?」
對於我混雜著類似感慨的回答,蒼神彷彿毫不在意一般笑著,張開了雙手。
「看來被你拿下了一份呢。本來是打算讓你大意的,所以才選了這個姿態……看來不行呢。」
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「哼,果然呢,用的是喬伊的模型。」
「等──!!」
「僞裝啊。難道說,那些魔物……」
◯◯は近代ヨーロッパまで實際に使われていました。
那不過是花言巧語而已,雖然我從理性上能夠理解這一點,而且喬伊也不可能露出那樣的笑容,但即便如此,仍有那麼一瞬間,我的心中產生了疑惑。
「──!? 」
就在嗤之以鼻的同時,伴隨著噪聲,蒼神的形態發生了變化,下個瞬間,站在那裏的,變成了一個上半身穿金屬鎧,腰間別著魔法劍的冒険者──與喬伊完全相同的姿態和裝備。
「你要去哪,到時候要是被我抓到了,可不是被我揍一拳就能結束了的哦!」
或許躲開是個更加明智的選擇吧,但我仍舊將其打落了下來。
就在那時,蒼神(喬伊)的身影消失在了虛霧中。
「嘛,就是那樣。僞裝的結果就是這樣,雖然當初判斷是要用你最關心的人就是了。」
我立馬追了上去,之見光的魔法劍從正面飛了過來。
隨著虛霧的靠近,我再次被青色的膜覆蓋。在確認了之後,我進入了祭壇的深處。
借著氣勢,我追了上去。
大蒜は地域によって使うところと使わないところがあったそうですが、食堂とかだと慣れない人間は(當時でも)閉口していたそうです。
「那麼,那些又是什麼呢……」
「追上來吧,緋雪!在那之前我會等著你,畢竟你會怎麼選擇,又會以什麼姿態出現,我可是很期待啊。」
蒼神苦笑道。
蒼神(喬伊)笑著,走向了祭壇。
「也許早該用這個模樣了……不,應該說剛遇到的時候就該,我這模樣,你不可能不知道吧──吶,緋雪。」
鬨笑著,蒼神(喬伊)的身影最終消失不見了。