5章 料理鬥爭杯篇

第六話「天才料理人シロ ベジタ村の族長になる」

《緹蕾婭的煩惱》 · 裏奈使徒 · 7478 字

ジャシン軍へ降伏してから一週間が過ぎた。

皆、疲れた顔をしているが、否が応でも明日はやってくる。

いつまでも族長不在では狼フェンリル族の士気に影響する、ということで新しい族長が決まった。

族長はギウだ。

村の屈強な戦士が軒並み殺され、中堅に位置していたギウが就任するしかなかったのだ。

ギウは村の総意を得るや、すぐにオルティッシオに族長決定を報告する。

「ふん、族長だと? 家畜の分際で生意気だな」

オルティッシオは、肩肘をついてめんどくさそうに相手をしていた。

「は、はい。ギウと申します。どうかオルティッシオ様に族長就任をお認めいただきたく參上に參りました」

ギウは、地面に頭をこすりつけ土下座をする。

族長以下他の戦士達も土下座をした。

僕も同じ位置で土下座をしている。

本來、村のミソッカスである僕の身分ではありえないことだ。

ベジタ村の身分制度では、【族長】→【副族長】→【幹部戦士】→【強戦士】→【中戦士】→【0;小1;戦士】→【準戦士】→【見習い戦士】と続く。

最初は、【見習い戦士】から始まる。試練をクリアしていくごとに身分が上がっていくのだ。

僕は、岩石を十メートルほど動かすという最初の試練で挫折した。小さな子供と同じ【見習い戦士】の身分である。

そして、その【見習い戦士】の中でも上中下と序列がある。僕はずっと一番下のままだ。

【見習い戦士】は族長の屋敷に入れない。

ほとんどの場所が、土足厳禁で裸足だ。さらに言えば、こういう族長就任の集會には絶対に呼ばれない。

【強戦士】以上の身分の者が集まり協議するのが通例なのだ。

「そうだな、収穫物の九割納めればよし」

「オルティッシオ様、我らは降伏しました。ジャシン軍に忠誠を誓いましょう。ですが、稅で九割も取られたら、我らは飢え死する他ありません」

文句は、ギルさんに言って欲しいのに……。

絶妙のタイミングである。

「おやめください、オルティッシオ様」

この位置ってどう見ても【幹部戦士】の身分にあたるのに。

「くどい。それより今日の家畜業務はどうした? 休憩時間はとっくに過ぎておろう」

「ははっ、ありがとうございます。これより族長ギウ、偉大なティレア様に永遠の忠誠を誓いまする」

理由を聞いてもギル副長の命令としか答えてくれない。

何せ圧政と言われた前の支配者、アルクダス王國ですら六割だった。

拳を握り、ギウに向けて殺気を放つ。

基本的にオルティッシオは気分屋だから。

オルティッシオを懸命に説得しようとするが……。

なんでここにミソッカスがいるんだと。

エディムが、必死にオルティッシオを説得する。

聞きなれない言葉だ。

皆、力こそ正義の粗暴な奴らである。

オルティッシオは椅子から立ち上がり、ギウに向けて拳を放とうとする。

かれこれ十數時間以上ぶっつづけで働かせておいて、まだ働かせるらしい。

なぜかギルさんの同僚が僕を連れてきたのだ。

誰が族長だろうと、理不盡な思いをするのは変わらないのだ。

オルティッシオも鷹揚に頷いてくれた。

土下座をした後、ギウがオルティッシオにいかに自分が優れた戦士かアピールをしている。

うん、その通りだ。

「エディム、邪魔するな」

皆、殺気を込めて僕を睨んでいる。

ただ、ギルさんの同僚が僕にいつもはりついてくれている。だから、にらんではきても、直接危害を加えることはなかった。

皆が衝撃で聲を上げた。

「驚いたか。さもあろう。一割も殘してやるのだ。ティレア様のお恵みに感謝するのだぞ」

ジャシン稅?

僕にとっては誰が族長でもどうでもいい。

オルティッシオが、さも當然とばかりにうんうんとうなずいている。

「「なっ!?」」

「お、お待ちください。古來より狼フェンリル族を束ねるのは族長の役目です。族長不在が続けば、村民の士気にかかわりまする」

「一割も殘してやるとの慈悲、それを無茶だと抜かすか?」

「オルティッシオ様、これ以上村民を殺すのはやめてください。稅収に影響します。というか、もう影響してます、というか、いい加減理解しろッ……ください」

「……ジャシン稅ですか。承知しました。それで稅率はいかほどに?」

いつも人族は、獣頭稅とか獣地稅とか言っているのに。

オルティッシオが身を乗り出してくる。

エディムのセリフの中に「ティレア様のために」とか「ティレア様は喜びます」とか言っているからか、素直に言うことを聞いてくれるようだ。

オルティッシオはあくびをしながら、それをつまらなそうに聞いていた。

オルティッシオが眉を吊り上げ威圧する。

エディムが的確な突っ込みを入れる。

ギウがだめなら、ほぼ互角の力を持つ副族長のガウが族長だろう。ガウがだめならほかの誰かだ。

「うむ、良い心がけだ。これより貴様は家畜の長として、邪神稅をつつがなく納めるのだ」

「エディム、それとこれとは話が別だ。今はこやつの怠惰を懲らしめてやらねばならん」

はぁ~早く終わらないかなぁ。

僕は、平和に生きていたいだけなのに。

「ふ~もう一匹二匹間引いておくとしよう。これほどの怠惰、ティレア様がお知りになればどんなにお嘆きになるか」

「し、しかし、九割などあまりに無慈悲! 無茶です!」

エディムが橫から割り込んで制止した。

それでもギウは、族長就任にこだわり続けた。

不満をぶちまけたいようだが、オルティッシオを恐れて言い出せない。

「はぁ、はぁ、ようやくわかってくれましたか。では、族長はもうこいつでいいでしょ」

あと少し遅れたら、ギウに拳が當たっていただろう。

「わかった、わかった。確かにティレア様への食材調達まで滯ってはまずい。これ以上の殺戮はせん」

オルティッシオは、よほどティレアに忠誠を誓っているのだろう。

「貴様……舐めておるのか」

族長就任という大切な儀式に、のこのこミソッカスが現れて、戦士を侮辱していると怒っているのだ。

オルティッシオがぎろりとにらむ。

なのになぜか呼ばれている。

ギウは九死に一生を得て、ほっとしていた。よほど危機と思っていたのか、その顔には脂汗が大量に出ていた。

変わらない。

エディムが肩で息をしながらギウを指さす。

それもほぼ上座だ。

先ほどまで機嫌がよかったのが一変、秋の暴風のようだ。

三日前も同じことを言って村民を殺したくせに、とは言わない。

ギウが真剣な表情でオルティッシオを諭す。

僕だってわからないよ。

村の獣人達が騒ぎ出す。

「オルティッシオ様、我々はいつまでもここに滯在できません。なんにしろ、ここをまとめる長は必要ですよ」

ギウ以下、村の戦士達もこれには閉口している。

オルティッシオもこの村に長期滯在するわけがない。その間のまとめ役は絶対に必要なのだ。

「はぁ~もういい。その程度の強さで戦士と抜かすか。族長など不要、貴様らは全員【家畜】でよい」

「わ、我らは骨身を惜しんで働きます。で、ですが、やはり暴利、無茶苦茶でございます!」

「無茶ではない。それは怠惰と言うのだぁあ!」

「うぎゃあああ!!」

オルティッシオがギウの顔面に容赦なく拳を入れた。

ドスンという悽まじい衝撃音が響く。

ギウは、顔面に拳大の大穴を開けて血を流す。ピクピクと痙攣後、そのまま息絶えた。

「改めて家畜の長を決めるか」

オルティッシオはそう言って、その場はお開きとなった。

やっぱり殺すんだ。

暴君オルティッシオ、皆も同じ思いだっただろう。

數日後、再度族長會議が開かれた。

家畜の長という物言いはともかく、ベジタ村の族長となれるのだ。しかも十五の試練も無しにである。

ギウが殺されたとはいえ、喜び勇んで志願した連中は多數いた。

だが、なんだかんだいちゃもんをつけられ、軒並みオルティッシオに潰された。

ある者は「お疲れ様でした」とねぎらったら「この程度で疲れるかぁあ!」と毆り殺された。

またある者は、自分の頑健さをアピールしたら「じゃあ試してやる!」と毆り殺された。

皆、顔を見合わせている。

「どうした? 他にいないのか? 家畜の長になるだけだぞ」

オルティッシオの大聲が響く。

オルティッシオの前には、獣人達の屍が多數橫たわっている。

うそ!

「むうぅ、ひととおり見渡してみたが、どいつもこいつも脆弱な有象無象ばかりだ。指名する気がおきん。エディム、貴様の意見は?」

今はオルティッシオの手前、何もされていない。だけど、獨りでいたら絶対に襲われると思う。

「そうですぜ! そいつは戦士でもない。戦えもしない臆病者。ただただ皆の飯を作ってきた弱蟲の雑用ですぜぇええ!」

噓だ。何かの間違いだ。

オルティッシオの聲のトーンが変わった。

「こればかりはオルティッシオ様に同意です。どれも代わり映えしない汚い連中です」

ギルさんがガウに命令する。その表情はどこまでも冷たい。

誰よりも弱そうな僕が選ばれるわけがない。選ばれちゃいけない。

「ふー、しかたがない。こちらから指名するか」

オルティッシオとエディムが値踏みをするようにこちらを観察する。

「まぁ、たしかに。弱すぎなのも問題ですよね」

「まぁ、そうだな。こいつらに戦闘力を期待するのも愚かだ」

誇りある狼フェンリル族に向かって言いたい放題だ。

それからガウは、僕がどれだけグズで弱蟲なのかをエピソードを交えて話す。

ギウ亡き今、力量あるものはガウしかいない。それを見越して言っているのだ。

「隊長、狀況は理解しました。で、あるならば、族長はそこにいるシロです。それ以外考えられません」

「ふむ、あいつか。弱そうだな」

「オルティッシオ様、あいつにしましょう」

「そうだな。それならば、お前が――」

「おぉ、ギルか。緊急で地下帝國に行くと言っていたが、用事は済んだのか?」

その顔は嫉妬と悪意に満ちていた。

顔は整っていて美人、華奢で頼りない、村の戦士達の餌食になるのは明白だ。さすがにそれは忍びない。

「そうですね、オルティッシオ様。やる気のない奴らに何を言っても無駄です」

ひどい言われようである。

オルティッシオは、副長のギルさんをよほど信頼しているのだろう。今までの狀況をつぶさに説明していく。

オルティッシオがガウを族長にしようとした矢先、ギルさんが現れた。

エディムが僕を指さして言う。

オルティッシオはともかく、エディムには強い敵意が向けられていた。

「「「「なにぃいい!!」」」

頼りにしている。そんな雰囲気を醸し出していた。

すぐに顔を伏せる。

族長就任のチャンスをミソッカスの僕に奪われるのは、よほど頭に來たのだろう。オルティッシオの前だというのに、わめき散らす寸前の勢いだ。

「はい、村の第一の試練さえ突破できない軟弱ぶりでずぜ」

「そうか、そうか。で、お前が戻ったのなら都合がよい。ギル、お前の意見も聞こう」

「はっ。少々手続きに時間がかかりましたが、完了しました」

「そいつは村のミソッカスです。仮にも村を束ねる地位には不適かと」

他の村民達もガウに賛同して、やいのやいの悪口を言ってくる。

皆、怒っている。

経験上、権力者に目をつけられたら、ろくな目にあわない。

「オルティッシオ隊長、お待ちください」

エディムいいのかな?

「あ~お待ち下さい」

「少し黙れ」

この物言いに、狼フェンリル族の戦士達のこめかみに青筋が浮かぶ。

そんな感じでエディムを見ていたら……。

誰もいない。

ガウが唾をまき散らしながら訴える。

「はい、弱いでしょう。ですが、小奇麗な顔をしております。どうせこいつらは脆弱です。汚らしい奴よりましかと」

背後を振り向く。

指差した方向は僕がいる場所だが、ほかの人だよ、きっと。

「へっへ、そうでしょ。でしたら、他に腕っぷしの立つ奴を選んだらどうです?」

えっ、えっ、えっ?

でも、事実だから何も言い返せない。

くやしい。

「し、しかし、ギルよ。その家畜は家畜の中でも特に脆弱だと聞くぞ。そんな奴を長にして、ティレア様のご不興を買うわけにはいかぬ」

オルティッシオが眉を下げて困ったように言う。

志願ではなく指名であれば、必死にアピールをする必要もない。オルティッシオの逆鱗に觸れる可能性は低いだろう。

あれが未來の自分の姿になると思うと、二の足を踏んでいるのだ。

そんな理由で族長が決まるの?

こんなか細い身體では、村の戦士達にはかなわない。

さりげなくガウが自分をアピールしている。

族長にはなりたい。だが、命は惜しいという心境だろう。

村の皆が絶叫した。

「なるほど。そこまで脆弱な家畜では、たかが家畜の長もこなせんかもしれんな」

しかし、ギルさんは僕をビッと指さし、確信に満ちた目で見ていた。

皆、怯えながらも期待に満ちた表情をしていた。

僕も意味がわからず絶句している。

オルティッシオ達は、適當な理由で僕を族長にしようとする。その時、ガウが橫槍をいれてきた。

ぼ、僕じゃないよね?

「ミソッカスだと!?」

あ、エディムと目があってしまった。

「し、しかし、こんなミソッカスを――」

「今は大事な話をしている」

「それならなおさらですぜ。こんなカスが族長では皆の士気が駄々下がりだ」

「いいから黙れ。二度も言わすな」

「ち、ちょっと待ってください。俺の話を――」

「邪魔をするな!」

「ふべぇええ!!」

ガウはギルさんに裏拳を入れられ、ふっとんだ。

まるで紙屑のように簡単に飛ばされた。

ガウは死んではいないが、白目をむいて気絶している。

「オルティッシオ隊長、シロは優れた料理人です。近いうちに地下帝國に連れて行こうと思ってます」

「なんだと!? ではティレア様の――」

「はい、シロは筆頭候補です」

「間違いないか? ティレア様は、ご趣味の料理に大変熱を入れられておられる。半端者を連れて行けば、ご気分を害するだろう」

「問題ありません。シロを連れてくること、それが今回の遠徵中、最大の功績になるやもしれません」

「ほぉ、お前がそこまで言うか!」

えっ!? えっ!? どういうこと?

何か知らないうちにとんでもないことが起きようとしている。

「それでは家畜の長は貴様だ」

オルティッシオが僕を指さし、下知を出す。

それにしても軍曹?

その顔は誇らしげである。【中將】って上から三番目なんだ。まぁ、オルティッシオの圧倒的強さを評価したら妥當だろう。というか二番ではないんだ。ティレアの次にえらいと思ってた。

エディムがぼそりとつぶやいたが、位は複雑のようだ。

「しかし、ギル様、このシロとかいう獣人、やたらとほかの獣人から馬鹿にされております。肩書とはいえ、こいつが族長では統治にいささか問題が生じるのではありませんか?」

うそぉお!!

ギルさん、獣人の掟をまるでわかっていないよ。

僕は一體何をさせられるの?

「下士官ですか」

僕が首をひねっていたら、エディムが地位について補足してくれた。

「そう、気張りなさい。ちなみに私はさらに九個上の【大佐】だから」

エディムがまたもや的確なツッコミを入れてきた。

「卻下だ。貴様をティレア様のおわす居城、地下帝國に連れていき、名譽ある仕事を與える予定だ。家畜の村とはいえ、長の肩書ぐらいつけておかねば話にならん」

僕みたいな弱蟲では皆を統率なんてできやしない。

ここで僕が族長就任を了承しようものなら、殺されるのは確実だ。

しかも、十五の試練を乗り越えたエリート中のエリートしかなれない戦闘民族の誇り、ベジタ村の【族長】に僕が就任してしまったのだ。

いや、村の戦士達が【三等兵】で、僕はその五個も上なんだ。相當上の地位なんだろう。

「あんた、光栄に思いなさい。家畜のこいつらは【三等兵】。あんたは【軍曹】で、その五個上の身分、いわゆる下士官よ」

ギルさんが僕の肩にポンと手を置いて、気軽に受けろと言ってくる。

誰?

ただ、【軍曹】もそこそこ上の地位らしい。

「どちらにしろもうノルマ達成は絶望だ。だが、我らはシロという【奇貨】を手に入れたのだ。必ずティレア様の覚えはよくなる」

「で、でも……」

絶対に暴動が起きる。

その顔はとてもうれしそうである。

「安心しろ。お前に手を出す輩は容赦せん。村の経営も心配するな。他に代行者を選任する。肩書さえもらっておけばいい」

「うむ、シロならやれる。ドリュアスも他の師団長達の候補にも引けをとらない、いや必ずや圧倒するであろう」

その顔は自慢げである。【大佐】はよほど地位が上なのだろう。

「オルティッシオ隊長の仰るとおりだ。シロ、お前は族長となりこれから王都に來てもらう。私はその手続きをするために村を離れていたのだ」

「半端者はそれが限界だな。私は第二師団師団長にして、【中將】の位だ。上から數えて三番目だ。覚えておけ」

強硬に拒否すれば、これまで橫たわってきた獣人の死體に僕が加わるだけだろう。

「はっ、間違いございません」

「ギル様がそこまで――はっ!? では、本當にこいつは?」

「エディム、何か言ったか?」

「エディム、問題ない。反亂が起きたら起きたでつぶすだけだ」

ただ、これだけは言える。

「おぉ、そうかぁあ!! こやつならクソ參謀を出し抜けるか!」

聞いたことがない身分だ。

オルティッシオから何かしらの身分をもらった。

怒濤の展開についていけない。

「オルティッシオ様、申し訳ございません。僕に族長は無理です。どうかどうか栄えある族長の地位は他の者を」

下級?

いや、そんなの無理無理、絶対に無理だ。

ギルさんが太鼓判を押し、オルティッシオが聲を高らかに上げた。

【見習い戦士】が族長となる。今までの狼フェンリル族の歴史を紐解いても前代未聞の話だ。

了承するしかない。

皆も最初は動転していたが、事態がわかるにつれて、みるみる困惑と怒りに満ちていくのがわかる。

オルティッシオがさらに補足を入れてくれた。

これだけのテンションのオルティッシオ相手に斷ることは不可能だ。

「いえ、別に」

斷りを入れるため、頭を下げて土下座をした。

「……下級中將のくせに」

それに、クソ參謀?

「よ、よいのですか? ギル様らしくないと言いますか、それではノルマを達成できません」

「よし、では貴様の身分はこれより邪神軍第二師団所屬、臺所組預かりの【軍曹】だ」

そうだよ、その通り。やっぱりエディムはツッコミに定評があるよ。

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第一卷緹蕾婭的煩惱 登場人物介紹

  1. 01頭像
  2. 02邪神軍
  3. 03王國軍
  4. 04魔王軍・その他
  5. 05文庫插圖1卷
  6. 06序章

第二卷緹蕾婭的煩惱 1章

  1. 01第1話「妹妹得了中二病」
  2. 02第2話「魔將軍卡米拉是誰?」
  3. 03第3話「我は魔將軍卡米拉である」
  4. 04第4話「妹に叩かれちゃった」
  5. 05第5話「這個中二病的老爺子到底是什麼啊!」
  6. 06第6話「邪神大人是指誰?」
  7. 07第7話「我的姐姐是邪神大人」
  8. 08第8話「妹妹撿來了一條狗」
  9. 09第9話「這隻狗在小瞧面試啊」
  10. 10第10話「妹妹的寵物得到了。名字叫加爾岡的樣子」
  11. 11第11話「鐵壁的尼爾岑、參上」
  12. 12第12話「這隻狗、是千錘百煉的尼特喲」
  13. 13第13話「吾將敵將打倒了」
  14. 14閒話「邪神Dark Matter(ダークマター)降臨
  15. 15第14話「精靈出現」
  16. 16第15話「犬の教育はしっかりやらなきゃね」
  17. 17第17話「幻影魔法真是菜呢!」
  18. 18第18話「魔邪三人衆がからみにくるんだって」
  19. 19第19話「破壞的天才,魔邪三人衆」
  20. 20第20話「戰鬥前的重要準備」
  21. 21第21話「狗和膽小鬼隨從該怎麼辦呢?」
  22. 22第22話「異世界DQNのレベルを舐めてました」
  23. 23第23話「確認殺人雙截棍的威力吧」
  24. 24第24話「終於讓我生氣了呢」
  25. 25第25話「死鬥終結,明天我會肌禸痛吧」
  26. 26第26話「盧森堡的暗躍」
  27. 27第27話「工匠的技術閃閃發光」★
  28. 28第28話「不得不開家庭會議了0;前篇1;」
  29. 29第29話「不得不開家庭會議了0;中篇1;」
  30. 30第30話「不得不開家庭會議了0;後篇1;」
  31. 31第31話「開茶會吧!0;前篇1;」
  32. 32第32話「開茶會吧!0;中篇1;」
  33. 33第33話「開茶會吧!0;後篇1;」
  34. 34第34話「匠的技能在閃閃發光。第二回」
  35. 35第35話「借錢的方式是哪裏的時代劇啊?」
  36. 36第36話「我乃邪神軍總督卡米拉」★
  37. 37第37話「緹蕾婭的劍術道場0;前篇1;」
  38. 38第38話「緹蕾婭的劍術道場0;後篇1;」
  39. 39第39話「加爾岡討伐隊0;前篇1;」
  40. 40第40話「加爾岡討伐隊0;中篇1;」
  41. 41第42話「緹蕾婭的魔法講座0;前篇1;」
  42. 42第43話「緹蕾婭的魔法講座0;後篇1;」

第三卷緹蕾婭的煩惱 2章 王都襲擊篇

  1. 01第1話「潔西卡和傳說中的轉校生」
  2. 02第2話「潔西卡與吸血鬼」
  3. 03第3話「潔西卡與金髮M少N」
  4. 04第4話「潔西卡與親友」
  5. 05第5話「潔西卡與王都遇襲」
  6. 06第6話「吸血鬼殲滅作戰的實行」
  7. 07第7話「我對僞眷屬的懲罰」
  8. 08第8話「潔西卡與王都的希望」
  9. 09第9話「死亡遊戲的開始」
  10. 10第10話「潔西卡與規格外」
  11. 11第11話「潔西卡與最後的遊戲」
  12. 12第12話「潔西卡與最終遊戲的決勝」
  13. 13第13話「我對貝貝的處罰」
  14. 14第14話「雷普斯的決意0;前篇1;」
  15. 15第15話「雷普斯的決意0;後篇1;」
  16. 16第16話「給緹姆的禮物喲」
  17. 17第17話「艾蒂姆和真正的主人」★
  18. 18第18話「緹姆交到朋友了」
  19. 19第19話「潔西卡與決意」
  20. 20第20話「別小看人類的智慧啊」
  21. 21第21話「潔西卡與蕾米莉亞的危機」
  22. 22第23話「暴力犯的贖罪0;前篇1;」
  23. 23第24話「暴力犯的贖罪0;後篇1;」
  24. 24第25話「什麼Q況,就和蕾米莉亞兩個人」
  25. 25第26話「首先從朋友啊」
  26. 26第27話「潔西卡與武之將巴斯滕」
  27. 27第28話「潔西卡與魔狼人」
  28. 28第29話「銀之彈丸的味道」★
  29. 29第30話「莉莉絲的決斷0;前篇1;」
  30. 30第31話「莉莉絲的決斷0;後篇1;」
  31. 31第32話「各自的想法」

第四卷緹蕾婭的煩惱 3章 羣雄割據篇

  1. 01第1話「邪神軍的祕密基地」
  2. 02第2話「邪神軍參謀登場。我得到了子房」
  3. 03第3話「邪神軍軍議」
  4. 04第4話「這些傢伙太貧弱了,需要從頭開始鍛鍊一下」
  5. 05第5話「不能忘了初衷啊」★
  6. 06第6話「找家長什麼的」
  7. 07第7話「得保護好艾蒂姆的祕密呀」
  8. 08第8話「真得保護好艾蒂姆的祕密呀」★
  9. 09第9話「啊哇哇哇,我當間諜是不行的」
  10. 10第10話「這樣子下去的話會有破產的危機的」
  11. 11第11話「緊急會議,不把點扳回正道不行」
  12. 12第12話「艾蒂姆與緊急會議的真意」
  13. 13第13話「家族會議再開!?母親來了」
  14. 14第15話「賽拉 VS 惡鬼奧爾迪西歐!?」
  15. 15第16話「惡鬼的身份,已經無所謂了」
  16. 16第17話「圓滿的解決0;前篇1;」
  17. 17第18話「圓滿的解決0;後篇1;」
  18. 18第19話「本物の悪鬼に出會ってしまった」
  19. 19第20話「與惡鬼高登的戰鬥」
  20. 20第21話「悪鬼抹殺指令,做出了抹殺的覺悟了」
  21. 21第22話「艾蒂姆和惡鬼抹殺指令」
  22. 22第23話「艾蒂姆和闖入惡鬼宅」
  23. 23第24話「艾蒂姆和潔西卡的共同戰鬥」
  24. 24第25話「艾蒂姆和誤算」
  25. 25第26話「尼嘉,凋零」
  26. 26第27話「艾蒂姆與惡鬼搜索隊」
  27. 27第28話「參謀德律阿斯的苦惱0;前篇1;」
  28. 28第29話「參謀德律阿斯的苦惱0;後篇1;」
  29. 29第30話「艾蒂姆と悪鬼の最後」★
  30. 30第31話「艾蒂姆の祕密がばれちゃった0;前篇1;」
  31. 31第32話「艾蒂姆の祕密がばれちゃった0;後篇1;」
  32. 32第33話「艾蒂姆の身辺調査を始めるよ」
  33. 33第34話「艾蒂姆的受難日」
  34. 34第35話「私の恐れと德律阿斯の怒り」
  35. 35第36話「艾蒂姆與解決之道」
  36. 36第37話「羅塞塔・布拉多莉露的矜持」
  37. 37第38話「私の誓いとお嬢の決意」
  38. 38第40話「邪神軍の財源確保に協力だね」
  39. 39第41話「緹姆變成不良了」
  40. 40第42話「緹姆が駑隷になっちゃった!?」
  41. 41第43話「駑隸市場之戰的序幕」
  42. 42第44話「弾けて混ざるのは確実だね」
  43. 43第45話「日頃から走っておかないからだよ」
  44. 44第46話「艾蒂姆的白癡眷屬」
  45. 45第47話「開始拍賣了」
  46. 46第48話「お禮はやっぱり手作りが一番だね」
  47. 47第49話「波岑的失誤」
  48. 48第50話「艾蒂姆とオークション」
  49. 49第51話「艾蒂姆與獎勵的去向」
  50. 50第52話「潔西卡とお茶會」★
  51. 51第53話「艾蒂姆的制裁0;前篇1;」
  52. 52第54話「艾蒂姆的制裁0;後篇1;」
  53. 53第55話「奧爾迪西歐、退出邪神軍了!」
  54. 54第56話「老師不會生氣的,所以老老實實把手舉起來」
  55. 55第57話「なまじ頭がいいのも考えものね」
  56. 56第58話「艾蒂姆與琪卡的談判」
  57. 57第59話「艾蒂姆與外交交涉」
  58. 58第60話「潔西卡與多管閒事」
  59. 59第61話「艾蒂姆與魔王軍的會談0;前篇1;」
  60. 60第62話「艾蒂姆與魔王軍的會談0;中篇1;」
  61. 61第63話「艾蒂姆與魔王軍的會談0;後篇1;」
  62. 62第65話「艾蒂姆與外交談判的結局」
  63. 63第68話「這不是戰鬥而是教育0;前篇1;」
  64. 64第69話「這不是戰鬥而是教育0;中篇1;」
  65. 65第70話「這不是戰鬥而是教育0;後篇1;」
  66. 66第71話「艾蒂姆之父登場,幫助調解父N關係0;前篇1;」
  67. 67第72話「艾蒂姆之父登場,幫助調解父N關係0;中篇1;」
  68. 68第73話「艾蒂姆之父登場,幫助調解父N關係0;後篇1;」
  69. 69第74話「賜予緹姆的婚約者以鐵拳0;前篇1;」
  70. 70第75話「賜予緹姆的婚約者以鐵拳0;中篇1;」
  71. 71第76話「賜予緹姆的婚約者以鐵拳0;後篇)」
  72. 72第77話「卡琪絲醬逃走了」
  73. 73第78話「卡琪絲の弟子入り騒動0;前篇1;」
  74. 74第79話「卡琪絲の弟子入り騒動0;中篇1;」
  75. 75第80話「卡琪絲の弟子入り騒動0;後篇1;」★
  76. 76第81話「ぼったくりにあっちゃった0;前篇1;」
  77. 77第82話「ぼったくりにあっちゃった0;中篇1;」
  78. 78第83話「ぼったくりにあっちゃった0;後篇1;」
  79. 79第84話「潔西卡和阿莉婭的去向」
  80. 80第85話「羣雄割據、阿莉婭與海德拉」

第五卷緹蕾婭的煩惱 4章 卡米拉學院篇

  1. 01第1話「傳言中的轉校生」★
  2. 02第2話「我編入了魔法學園」
  3. 03第3話「姐姐的信」
  4. 04第4話「安納斯的矜持」
  5. 05第6話「伊麗莎白和緹蕾婭的會議(後編1;」
  6. 06第7話「米蕾絲的親友」
  7. 07第8話「伊麗莎白的反擊」
  8. 08第9話「奧爾迪西歐的奮鬥0;前篇1;」
  9. 09第10話「奧爾迪西歐的奮鬥0;中篇1;」
  10. 10第11話「奧爾迪西歐的奮鬥0;後篇1;」
  11. 11第12話「暗殺者廖寇的受難0;前篇1;」
  12. 12第13話「暗殺者廖寇的受難0;中篇1;」
  13. 13第14話「暗殺者廖寇的受難0;後篇1;」
  14. 14第15話「米蕾絲與爵位」
  15. 15第16話「我、享受着刺客0;前篇1;」
  16. 16第17話「我、享受着刺客0;後篇1;」
  17. 17第18話「米蕾絲和緹蕾婭的會面0;前篇1;」
  18. 18第19話「米蕾絲和緹蕾婭的會面0;中篇1;」
  19. 19第20話「米蕾絲與緹蕾婭的聚會0;後篇1;」
  20. 20第21話「米蕾絲的推測」
  21. 21第22話「米蕾絲和奧爾迪西歐的共演0;前篇1;」
  22. 22第23話「米蕾絲和奧爾迪西歐的共演0;中篇1;」
  23. 23第24話「現代知識被誤解呢(前編)」
  24. 24第25話「現代知識被誤解呢0;中篇1;」
  25. 25第26話「現代知識被誤解呢(下篇)」
  26. 26第27話「米蕾絲和魔法科學」
  27. 27第28話「米蕾絲和奧爾迪西歐的共演0;下篇1;」
  28. 28第29話「米蕾絲和強盜大作戰0;前篇1;
  29. 29第31話「奧爾迪西歐和艾蒂姆的澤諾亞語搔動!0;前篇1;」
  30. 30第32話「奧爾迪西歐和艾蒂姆的澤諾亞語搔動!0;後篇1;」
  31. 31第33話「站前留學、我們一起努力吧!0;後篇1;」
  32. 32第34話「米蕾絲和強盜大作戰0;中篇1;」
  33. 33第35話「米蕾絲和強盜大作戰0;後篇1;」
  34. 34第36話「米蕾絲最大的危機0;前篇1;」
  35. 35第37話「米蕾絲最大的危機0;中篇1;」
  36. 36第38話「米蕾絲最大的危機0;後篇1;」
  37. 37第39話「米蕾絲和奧爾迪西歐的再會0;前篇1;」
  38. 38第40話「米蕾絲和奧爾迪西歐的再會0;中篇1;」
  39. 39第41話「米蕾絲和奧爾迪西歐的再會0;後篇1;」
  40. 40第42話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其一」
  41. 41第43話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其二」
  42. 42第44話「伊麗莎白的逆襲0;black revenge1;」
  43. 43第45話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其三」
  44. 44第46話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其四」
  45. 45第47話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其五」
  46. 46第48話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其六」
  47. 47第49話「伊麗莎白的最終計略」
  48. 48第50話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其七」
  49. 49第51話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其八」★
  50. 50第52話「艾蒂姆和一騎討0;前篇1;」
  51. 51第53話「艾蒂姆和一騎討0;後篇1;」★
  52. 52第54話「誰がために米蕾絲が成る0;前篇1;」
  53. 53第56話「最終決戰 幹掉惡役大小姐 其九」
  54. 54第57話「米蕾絲和魔王 還有傳說」
  55. 55第58話「米蕾絲的煩惱1」
  56. 56第59話「米蕾絲的煩惱2」
  57. 57第60話「米蕾絲的煩惱3」
  58. 58第61話「米蕾絲的煩惱4」
  59. 59第62話「果然是緹蕾婭吧1」0;生禸1;
  60. 60第63話「果然是緹蕾婭吧2」0;生禸1;
  61. 61第64話「果然是緹蕾婭吧3」0;生禸1;
  62. 62第65話「果然是緹蕾婭吧4」0;生禸1;
  63. 63第66話「米蕾絲劇場1」0;生禸1;
  64. 64第67話「米蕾絲劇場2」0;生禸1;
  65. 65第68話「米蕾絲劇場3」0;生禸1;
  66. 66閒話「緹蕾婭的煩惱 現代篇」

第六卷緹蕾婭的煩惱 5章 料理鬥爭杯篇

  1. 01第1話「天才料理人西洛 登場」
  2. 02第2話「天才料理人西洛 異變的開始」
  3. 03第3話「天才料理人西洛 與邪神軍的邂逅」
  4. 04第四話「天才料理人シロ 降伏したベジタ村」
  5. 05第五話「天才料理人シロ 料理を試される」
  6. 06第六話「天才料理人シロ ベジタ村の族長になる」正在閱讀
  7. 07第七話「天才料理人シロ 地下帝國に到着する」
  8. 08第八話「天才料理人シロ 暴帝ティレアと會う」
  9. 09第九話「ティレアの至高のメニュー作り 壱」

第七卷緹蕾婭的煩惱 外傳

  1. 01第1話 突然出現的來訪者
  2. 02第2話 悟與崩壞的日常
  3. 03第3話 參加武術大會的成員
  4. 04第4話 繆的實力
  5. 05第5話 西北的魔N
  6. 06第6話 大會預選
  7. 07第7話 西北的魔NVS邪神大人0;前篇1;
  8. 08第8話 西北的魔NVS邪神大人0;中篇1;
  9. 09第9話 西北的魔NVS邪神大人0;後篇1;

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